係留荷重監視システム
フックにロードセルを組み込むことで、係留荷重を監視し、警報も出すことができます。これにより桟橋の効率と安全性を高めることが可能です。
- 特徴
- 係留荷重のリアルタイム監視
- 現場での信号処理と荷重計算
- 独立した動作
- ロードセルに保存されたキャリブレーションデータ
- 係留荷重の過去データ検索(中央監視システム統合されている場合)
スマートフック
- スマートフックは、ロードセルに蓄積されたキャリブレーションデータを読み取り、係留荷重を計算します。
- 現場のディスプレイにより、桟橋作業員は係船ロープの現在の荷重を迅速かつ容易に確認できます。
- スマートフックからもアラーム発生が出力され、警告ランプとサイレンに接続して船の乗員に警告することができます。
ロードセル | スマートフックには最大4本のロードセル接続が可能 |
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通信出力 | RS 485 Modbus RTU |
LCD表示情報 | フック荷重、エラー情報、およびアラーム状態 |
防爆区分 | 非防爆エリア |
ロードセル
- 各ロードセルは高品質のステンレス鋼で製造され、安全使用荷重(SWL)の150%まで負荷試験が行われます。
- キャリブレーションデータは、ロードセルの内部に保存されます。
- ロードセルは桟橋上の任意のフックに設置することができます。
測定範囲 | 0から定格荷重まで (T) |
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精度 | ±2% |
材質 | グレード431または630ステンレス鋼 |
防爆区分 | 防爆エリア/非防爆エリア |
IP定格 | IP66 |
警告ランプとサイレン
- 警告ランプとサイレンをスマートフックに接続して、アラーム状態を聴覚的かつ視覚的に表示することができます。